Blend Mode (ブレンドモード / アルファブレンド)は、ゲームグラフィックスのレンダリングや最適化(テクニカルアート)において極めて重要となる技術用語です。半透明オブジェクトを描画する際、これから描画しようとする色(ソース)と、すでに画面(フレームバッファ)に描かれている背景の色(デスティネーション)をどのような数式で混ぜ合わせるかを指定する設定の総称。
現実世界での例え:黒い背景の紙の上から、透明なセロハン(Alpha)、暗闇を照らす光の懐中電灯(Additive)、絵の具の重ね塗り(Multiply)のどれを使って色を合成するかの化学反応ルール
ブレンドモードは、「新しい半透明の色を塗るときに、すでに下に塗られている背景の絵の具に対して、どのような『数学的な混ぜ算(足し算、掛け算、ブレンド)』を施すかを決定する化学反応のレシピ」です。ただ単に「透けさせる(Alpha)」だけでなく、光を放って明るく白飛びさせる(Additive)、あるいはステンドグラスのように後ろを暗く染め上げる(Multiply)など、レシピを変えるだけで全く異なる光と陰影の世界が表現されます。
図:Blend Mode (ブレンドモード / アルファブレンド)の基本的な処理フローと仕組みを日本語表記で分かりやすく図解したインフォグラフィック
詳細な仕組みと動作原理
Shader Graphの「Surface Type」を「Transparent(半透明)」に変更し、作りたいエフェクトの性質に合わせて「Blend Mode」を「Alpha(通常ブレンド)」「Additive(加算)」「Multiply(乗算)」のいずれかに切り替えます。