Occlusion Query (オクルージョンクエリ)は、ゲームグラフィックスのレンダリングや最適化(テクニカルアート)において極めて重要となる技術用語です。GPUのハードウェア機能を利用し、描画しようとするオブジェクトが手前の遮蔽物(壁など)に隠されて画面上に『何ピクセル実際に出力されたか』をカウントし、非表示判定をCPUにフィードバックする技術。
現実世界での例え:部屋のドアを開ける前に、ドアの隙間から『中に人が何人見えるか(クエリ)』をロボットに偵察させ、誰も見えない(0ピクセル)なら部屋の明かり(描画処理)を点けない完全節約
CPUだけで「壁の裏に隠れているか」を推測するのをやめ、最も正確な「目がそこにあるか」を判定できるGPUの深度テストにダミーの箱を投げ込み、「画面に1ピクセルも映らなかった」という結果(クエリ結果)を持ち帰らせて、本物の重いアセットの描画を100%サボる徹底した自動遮蔽判定です。
図:Occlusion Query (オクルージョンクエリ)の基本的な処理フローと仕組みを日本語表記で分かりやすく図解したインフォグラフィック
詳細な仕組みと動作原理
GPU側で簡易な箱(バウンズボリウム)をダミー描画させ、遮蔽判定(Occlusion Query)を投げて「描画ピクセル数=0」だった場合に、本物の重いモデルのドローコール発行をCPU側で完全にスキップさせます。