Post Processing (ポストプロセス / 後処理)は、ゲームグラフィックスのレンダリングや最適化(テクニカルアート)において極めて重要となる技術用語です。レンダリング完了後の2D画面に対し、カメラレンズの物理効果(Bloom色収差トーンマッピング等)を適用して画面の空気感を一変させる技術。

現実世界での例え:撮影した生の3D写真に対する『プロのレタッチ・Instagramフィルター』の適用

ポストプロセスは、「撮影し終えた生の3D写真(フレームバッファ)に対して、暗室で施すカラー補正や特撮レンズ効果のレタッチ工程」です。3Dの世界をレンダリングした段階では、ただの正確な3Dオブジェクトの集合体です。そこに、強いハイライト部分をボカして発光させる『Bloom(光のにじみ)』、画面端を暗くする『Vignette(周辺減光)』、色味をドラマチックに変える『Color Gradingカラーグレーディング)』を一括でかけ、まるで映画やフィルムカメラで撮影したかのようなリッチな空気感に仕上げます。

Post Processing (ポストプロセス / 後処理) concept infographic diagram

図:Post Processing (ポストプロセス / 後処理)の基本的な処理フローと仕組みを日本語表記で分かりやすく図解したインフォグラフィック

詳細な仕組みと動作原理

URPの Volume システムをシーンに配置し、Bloom(光の溢れ)やColor Adjustments(色調補正)、Tonemapping(明暗の圧縮)を設定し、カメラのレンダリングオプションで「Post Processing」を有効にします。